5月28日～6月1日、中2は、高尾の森わくわくビレッジにて1泊2日のPA宿泊研修を実施しました。8クラスを4隊に編成。編成は以下の通りでした。

5月28日(月)～29日(火)　　第1隊(3・7組)

5月29日(火)～30日(水)　　第2隊(1・5組)

5月30日(水)～31日(木)　　第3隊(4・8組)

5月31日(木)～6月1日(金)　第4隊(2・6組)

天候が安定せず、雨に見舞われる、あいにくのお天気となった隊もありましたが、PAJのスタッフの方の協力もあり、全隊、無事にプログラムを実施することができました。ハイエレメントが企画されていた午前中に関しては、全隊雨を避けることができました。本当にラッキーでした。

生徒諸君には、ことあるごとに話していますが、このPA、高尾に行って、用意されたアクティビティを経験すれば、それだけで劇的にコミュニケーション能力が向上するわけではありません。そんなマジカルな行事、世の中にあるはずがない。高尾では、自分を「知る」、他者を「知る」きっかけが、ここかしこに用意されています。また高尾では、「異質な他者と何かをすることが、存外面倒なものである」という世の真理を思い知る場面が意識的に用意されています。そして高尾では、世の中のいろいろなことは、皆の支え合いによって成り立っている」という、これまた世の真理を知る場面も用意されています。PAのプログラムがよくできているなあと毎回感じるのは、日常何気なく過ごしているだけではなかなか得ることが難しい、こうした「気づき」が得られるよう工夫されている部分なのです。PAを含む体験学習が結実するのは、高尾から戻ってきてから、つまり「日常」に戻ってきてからになります。高尾で得た「気づき」をきっかけとして、他者とのコミュニケーションにおいて、何らかの「変化」がみられた、その瞬間にあると思われます。高尾で得たたくさんの「気づき」、ぜひとも今後の日常生活に活かしてほしいと思っています。

写真で簡単にPAを振り返ります。

ローエレメントの様子

中1でもやりましたね。他者多様なバリエーションがあります。皆の良さを掛け合わせる必要があります。

振り返りの様子

PAでもっとも大切な時間かもしれません。それぞれの「気づき」を皆で確かなものとする貴重な時間となります。

初日夜のミーティングの様子

各自がハイエレメントというチャレンジに臨むために意見を出し合いました。

ハイエレメントの様子

チャレンジを実際にする者、そのチャレンジを様々な形で支える者たち、この関係性がこれほどわかりやすく視覚化されることはないはずです。